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アレクサンドル・ベリャーエフ 作
「両棲人間」

Александр Беляев
Человек-Амфибия

発掘禄9 その他

 ときどきインターネットで、いろいろ検索してみています。
 ほとんどひっかかるのは、両棲人間にDVDですが、ウェブページは年々増えていますから新情報もときたま入ります。
 まあ、前からあったのに気づかなかった、というパターンも多々あるとは思います。
 まだちゃんと読んでない部分も多々ありますので、とりあえずという感じですが。
 なお、リンク先がなくなっていたり、記事が差し替えられていることがありますので、ご了承ください。


2004.8
ベリャーエフの紹介ページ
 いろいろと紹介されています。
 一番上の画像の一番右はイフチアンドル、一番左がベリャーエフ。
 いわく父親が司祭だったことが、彼に大きな影響を与え神学校に入ったが、脊柱をいためたのが原因で大学の司法学部に入り、法律代理人として働いた。
 1915年、父親は療養のために息子をクリミアに送り、6年ほどギプスのお世話になった。その間に沢山読んだ学術雑誌が、後日の作家活動の下地となった。
 1925年「世界開拓者」に「ドウエル教授の首」を発表したとき、ロシアにはまだ国産SFがなかったので、その祖と言われるようになった。
 第二次世界大戦前に最後の大きな仕事として「Ariel」を発表した。
 とにかく面白いから読めと(意訳)


2004.8
ベリャーエフの紹介ページ
 いろいろ紹介されてます。
 画像は上からドウエル教授(アップはケルンか?)、イフチアンドル、イフチアンドルでしょうか。
 興味深い記述としては、ドウエル教授にはドイツの、両棲人間にはフランスの小説が、ネタ本としてあった、とあります。
 syna さんが教えてくださった、 L'Homme Qui Peut Vivre dans l'Eau (The Man Who Could Live Underwater)上から三つ目の画像と同じものかな?
 synaさんからの情報です。


2004.8
 うわー! 先日見つけた、ベリャーエフの娘さんの苦労話のURLがどっかへ行ってしまったぁ!
 著作権がある間はあんまり本が出なくて生活が苦しかったとか、ベリャーエフ死の真相とか、面白い話があったのに!

 と、またまたsynaさんに助けられました。
 娘さんの苦労話など。


イフチャンドル



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2007.7
『「イフチャンドルを呼び出す、イフチャンドル遊びをする」というのもある。イフチャンドルはA.ベリャーエフの空想科学小説「両棲人間」に出てくる水中に棲む主人公で、便器の水に向かって、おーいっ、おえーっ、食いもん持って来たぞーっ、とこの主人公を呼び出すことから、トイレで吐くという意味で用いる。やつはトイレでもう1時間もイフチャンドルを呼び出そうとやっきになっているよ、とふざけてみせる。』

「ほろ酔い加減のロシア ウォッカ名(迷)言集」より

いやーッ! そこたぶん食い物じゃないから、小説の方にだけあるバルタザールのシーンだから!

って、そんなピンポイントな突っ込みいれてどうする自分。ロシアの酒飲みだって、そんなこと気にしてやしないよきっと。

サメ・サメ・サメ



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2021.8
 Twitterつながりの、Naoya@scfさんから、情報をいただきました。
 サメ映画の本の中のコラム内で、映画の両棲人間が紹介されているとのこと。
 その名も『サメ映画大全』。著者は知的風ハットさん。そしてタイトルにたがわず、ひたすらサメ映画を紹介した本です。
 両棲人間は、その中で、1枚の写真と共に、サメのエラを移植された青年が主人公だから順サメ映画として紹介されています。
 おしい! 映画のイフチアンドルの潜水服のヘッドがサメ風であることも、紹介してほしかった!