このごろ堂グッピーを飼う

グッピーを飼う


アカヒレ(コッピー)の基礎知識
初心者なりに調べたことや、考えたことを、メモってます。

コッピーとアカヒレって同じ魚なの?
 同じです。アカヒレが一般的な名前です。  コッピーはビン詰めにして売られているアカヒレの商品名です。
 他にコパーフィン(赤いヒレ ですね)、チャッピー(これも商品名のようです)など、いろいろな名前で売られています。

アカヒレは、どんな魚なの?
 見た目は、ヒレが赤くて先端が白、ボディに銀色のラインが入ったメダカに似た魚です。
 普通のアカヒレと、ヒレの大きなロングフィンタイプ、色が黄色っぽいゴールデンアカヒレなど、何種類かいますが、すべて同じアカヒレで、互いの子孫を残します。
 中国原産の淡水魚で、コイの仲間です。メダカの仲間ではありません。
 といっても、コイや金魚のようには大きくならず、メダカサイズ(3〜4センチぐらい)で、寿命は2〜3年だといわれています。
 適した水温(5度〜30度)は幅広く、熱帯魚ではないので、金魚同様に水槽用ヒーターなしで飼うことができます。ただし水温が下がると金魚同様、動きが鈍くなりますが、これは心配いりません。
 グッピーと一緒に飼う場合、ヒーターがあっても問題はありません。一年中活発に動き回ります。ただ、ヒーター無しで飼うときより、冬眠しない分早く寿命を迎えるといわれています。

アカヒレは、飼うのがかんたん?
 丈夫で、かんたんです。水槽用ヒーターは、あってもいいですが、いりません。
 濾過機やエアレーションも、あったほうがいいですが、なくてもかまいません。(もちろん、あったほうがいいのです。が、卵や稚魚がいるときは、なしか、あってもごく弱いエアレーションのみにしたほうがいいという人もいます。)
 底砂も水草も、ありきたりで安いもの(底砂は大磯とか、水草はアナカリスやマツモなど、いわゆるきんぎょ草)がお勧めです。
 水槽もいわゆる金魚鉢、睡蓮鉢、バケツ。特にふた付きの生物飼育用プラケースが便利です。
 金魚のように、思った以上に長生きして、思った以上に大きくなってしまった、なんてこともありません。
 並の水槽で、並の水草、並の底砂、並の設備があれば、アカヒレはほったらかしておいても、そこでテキトウに暮らしています。

 まず水槽をセットして、何日かほったらかしておくと塩素が抜けてバクテリアが目覚めはじめるので、準備完了です。
 水槽の容量1〜2リットルあたり1匹ぐらいがいいと言われていますが、これは成魚のことでしょう。ただ、アカヒレの数が少ないほど稚魚が生まれた時、生き延びやすいといわれています。
 水合わせは、アカヒレの入った袋をそのまま水槽に浮かべ、水温が同じになったら、アカヒレだけ水槽に入れます。
 エサは、一日一度、30秒で食べきる程度。これ以上は、やらないことです。
 足らない弊害より多すぎる弊害のほうが多いし、足らなければ水槽内にある何かを食べてますので、心配いりません。
 あとは、よほど大きな水槽でアカヒレを飼っているのでないかぎり、差し水や水換え用の水は、ペットボトルに水を入れてそこらに置いておけば、使う時には塩素が抜けているでしょう。水槽の隣なら水温をあわせる必要もありません。
 冬の活動が鈍っている時期は、エサも水換えもしないほうがマシです。
 あと、アカヒレはおもいがけず高くジャンプすることがあります。ふちから水面までの高さやフタ、水面を覆うタイプの水草などがあると、飛び出し事故防止に役立ちます。

アカヒレは、コップで飼えるの?
 飼えます。
 ただアカヒレは、せまい場所が好きなわけでも、狭い場所に適応した魚でも、ありません。
 また成魚になれば、オスはナワバリをつくり、気性も荒くなります。そしてナワバリに入ってくる魚をおいはらおうとします。ナワバリの外までは追いかけていきませんが、ビンの場合逃げ場がないので、追いかけられた魚が弱ったり死んだりするのです。
 ただ水の量が少ないほど、その中の環境は簡単に変化します。
 エサの適量を守らないと、水が汚れすぎたり、アカヒレが飢えてしまいます。もともと水を汚さないために、適量とされるエサは必要な量よりも少ないのですが、ビンの中には変わりに食べられるものも、あまりありません。
 水温も変わりやすいので、注意が必要です。日差しや朝晩の冷え込み、冷暖房のオンオフで、水温はめまぐるしく変わります。朝晩水温が生存限界の上限下限をいったりきたりする環境に、適応しているわけではありません。
 アカヒレは丈夫なので、かなり耐えてはくれますが、かなり厳しい環境ですし、環境を維持するためには細心の注意と手間がかかせません。

アカヒレには、どんなエサをどのぐらいやればいいの?
 アカヒレ専用でなくとも、メダカやグッピーのエサで、まったく問題ありません。
 量は、毎日一回やる場合、30秒以内に食べきり、食べ残しが出ない量が目安です。
 それ以上だと多すぎて水を汚してしまいます。

アカヒレは、何日かおきに、エサをほんの少しやればいいの?
 アカヒレにかぎらず、魚やエビにエサをやりすぎて水質を悪化させてしまう人が、少なくありません。
 しかし小さな魚は、エサを食いだめできません。
 アカヒレだってほんとうは、毎日一回どころか、いつでもほんのちょっとづつ食べたいのです。
 しかしビンでそんなにやったら、水が悪くなってしまいます。
 水槽で、といってもアカヒレ自身が小さいので、金魚ばち程度で十分ですが、それに底砂もあり、水草もあるという環境だと、水槽内にはアカヒレのエサとなるものが、必ず住み着いています。
 ですから何日かエサをやらなくても、アカヒレはなにかしら勝手に食べています。
 また、水槽用ヒーターで暖めているのでなければ、冬水温が下がりっぱなしであれば、むしろエサをやらないほうがいいでしょう。
 ただビンは、暖房が入るとあっというまに温まってしまうので、注意が必要です。

アカヒレの増やし方
 オスとメスの成魚がいて、底砂があって、水草があって、アカヒレの卵や稚魚を食べる生き物がいなくて、そこそこ環境が悪くなく、アカヒレの卵や稚魚を吸い込んでしまう濾過機がなければ、勝手に増えています。
 ヒーターがなければ、春の水温が上がり始める5月ごろ、ヒーターがあると年中気が向いたときに発情します。が、これだとオスとメスのタイミングが合わなかったりすることもありそうです。
 オスはナワバリをつくってメスをさそい、メスはそこに卵をばらまき、オスが卵に精子をかけます。
 そのためナワバリは、水草が密生している場所など、卵が見つかりにくい場所が選ばれます。
 水草がなくても、卵はとても小さいので、肉眼で判別することはむずかしく、水換えのとき水と一緒に吸い出されたり、濾過機に吸い込まれたりしがちです。
 また生まれた稚魚も、グッピーの稚魚よりも小さく、動きも鈍いので、大きな魚(アカヒレの親魚もふくみます)に食べられたり、濾過機に吸い込まれたりしがちです。
 また小さな水槽やビンでエアレーションしていると、水が中でぐるぐる回りすぎて、稚魚が流されっぱなしになって弱ってしまいます。
 そんなわけで、がっちり濾過やエアレーションを効かせた水槽よりも、ほったらかしの庭の睡蓮鉢のほうが増えやすかったりするそうです。
 冬の間は小さなヒーターのない水槽で屋内に入れてやり、春になったら外の睡蓮鉢に入れてやる、ということをしている人もいるようです。
 成魚の数が多かったり、ビンで飼っている場合、成魚が卵や稚魚を食べる確率が増えるようです。
 底砂の上にビー玉をぎっしり転がしておくとよいという話を、聞いたこともあります。
 卵や稚魚が、ビー玉の隙間に入るので、食べられたり、吸い出されにくい、ということではないかと思います。
 繁殖シーズンだけ小さな水槽でアカヒレを飼い、卵や稚魚を確認したら成魚を別の(濾過機のついた)水槽に移す(戻す)ということをしている人もいるらしいです。
 そんないろいろ手をかけず、ほったらかしにするのが一番だという人もいます。

 親魚でも、積極的に食仔するという話は聞きませんが、卵や稚魚を多少食べてしまう(エサと間違えるのでしょう)ので、卵や稚魚と親魚を別々に飼育する人もいます。
 その場合、親魚を取り出すほうが、無難です。
 稚魚は、ヨークサック(栄養袋)をもって生まれてきますので、生まれてすぐはエサを食べません。
 その後はメダカやグッピーの稚魚用のエサや、別に専用エサでなくても普通のエサをすりつぶしたものや、水槽の中に勝手に湧いている微生物を勝手に食べたりして育つようです。

アカヒレの買い方、選び方
 とりあえず、アカヒレそのものは安い魚です。熱帯魚店では、肉食魚のエサ用に売られているほどです。

 まず一番状態がよく安心して選べるのが、熱帯魚店でペット&観賞用に売られているアカヒレでしょう。
 エサ用は割安ですが、扱いが悪いため、状態が悪かったり、衰弱していたりするからです。
 特別エサ用でも観賞用でもなく、どっちでもお好きにという感じで売られていることも、少なくありません。エサ用でなくとも安いので、エサに買っていく人もいるし、飼うために買って行く人もいるというわけです。
 その場合他の魚と同じで、同じ水槽内に病気っぽいヤツがいないかどうか見て購入を決めてください。
 もともと丈夫な魚なので、見るからにおかしくない限り大丈夫でしょう。
 特に観賞用として売られているのは、ロングフィンタイプなど、ちょっと変わったアカヒレです。値段は普通やエサ用アカヒレと比べて割高になります。
 ただし、アカヒレの場合、オスメスや個体を選ぶことは、まずできません。こうしたアカヒレは、稚魚か若魚が多く、オスだかメスだかわかりませんし、グッピーや金魚よりずっと動きも早いし、見た目もみんな同じなので、選ぶことができないのです。
 ビン入りのアカヒレは、熱帯魚店ではほとんど扱われていません。というのも、熱帯魚店のアカヒレと比べて、ひどく割高であるためでしょう。あっても、かなり大型のボトルであることが、多いようです。
 中身のアカヒレそのものは、並のアカヒレの稚魚であることが大半で、熱帯魚店のアカヒレと違いがあるわけではありません。
 ただ、文具店や花屋など、魚とは関係ない店先に並べられているアカヒレ入りのビンの状態は、あまりよいものとはいえません。
 生体として運ばれてもいませんし、誰かに買われるまでエサももらえません。あきらかに死んでいるのに、そのまま並べられていることもあります。

 近所にアカヒレを売っている熱帯魚店が無い場合、ネット通販で購入することができます。
 同じビン入りセットを買うにしても、販売元から宅急便などで手元にくるわけですが、お店で買うより放置される時間が少なくなるのではないでしょうか?
 しかしもちろん、送料がよぶんにかかります。
 梱包料がかかることもあります。
 お店に大量に運び込まれたものを買うよりも、割高になるのです。
 ビン入りセットではなく、アカヒレだけの場合、ただ並のアカヒレだと単価が安すぎるため、50匹単位になってしまったりします。(今日現在、ヤフオクでは並アカヒレが50匹、送料込みで1650円でした。)
 50匹もいらないなら、ちょっと変わった『なんとかアカヒレ』の10匹セットでも、200円増しになるだけでした。
 といっても通販は顔の見えない取引で、しかも現物を見ずに生き物を買うわけですから、それなりのリスクや覚悟の上で利用しなければなりません。
 が、それでも近くに熱帯魚店がなく、あっても状態が悪かったり、アカヒレがいない場合、利用するメリットは十分あると思います。

アカヒレの病気
 対処方法はグッピーと大差なさそうなので、こちらをごらんください。
 実のところうちのアカヒレが病気になったことがないので、よくわかりません。

アカヒレの飛び出し
 ほんのちょっとの隙間から、いつのまにか飛び出していた、なんてことがあります。
 とりあえずぐったりしている程度なら、ピクともしなくても、そのまま水槽に入れてやってみてください。息を吹き返すことがあります。