ビーシュリンプは、小さい淡水のエビ。適した水温はグッピーより低めの、22~23度。水質変化や高い水温にはグッピーよりずっと弱い。水槽内のコケを食べる。単独飼いなら繁殖も可能。メスは卵を抱えて歩き回り、水温によって異なるが二十数日でグッピーの稚魚の半分ほどの稚エビが孵る。
グッピー他小さな魚たちにとっては、稚エビは格好のエサなのだそうだ。
アクアリウムの巷では、地味なエビの紅白突然変異が固定されるようになってから、品種改良やらなんやらが、知らないうちにブームになっていて、すでに下火になりつつあるそうだけど、ランクだとかいろいろあって高額で取引されているようだ。
うちのは、並ビーと紅白ビー。
といっても並ビーのほうは、ニュービーという、紅白ビーとは違う種類だったようだ。尾のところの白点なかったし。
並ビーは、原産国で全滅して、国内に入ってた並ビーから紅白ビーが作られたけれど、今ではまた海外から並ビーが入っているものの、それは以前のビーとは違うビーであるらしい。
聞いた話では、種類の違うエビを一緒に飼うと、片方が全滅するそうだ。
環境さえ整えば、わりと増えやすいエビだけれど、グッピーうじゃうじゃ水槽ではまず無理で、夏場の水温上昇に弱いらしい。
どうもこんな混泳水槽で生まれたビーがわりと生き延びることができたのは、ウィローモスと、その下に敷いてある鉢底シートのおかげらしい。
見ていると、極小エビは明るくなると、急いで鉢底シートの裏側に避難しているのだ。
グッピー減ったら、堂々とほっつき歩くようになったけどな。