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(C)山北篤
★スペオペ目次★

スペオペヒーローズ

第11章 よくあるストーリー

 スペオペには、よくあるタイプのストーリーというのがたくさんあります。これらは、今までも何度も使われて面白かった、シナリオにするにも安心なストーリー群です。ですから、ゲームマスターの皆さんも、安心して使えるでしょう。
 ありふれたストーリーであることを恥じる必要はありません。ほんのわずかの新しいスパイスを加えることで、ありふれたストーリーが新鮮なものになります。そうすれば、元々面白いストーリーなのですから、新鮮でしかも面白いシナリオになってくれるでしょう。

護衛

 PCは、ある人物の護衛を行ないます。
 その人物の例としては、政治家・役人・富豪・慈善家・市民運動家・革命家などの重要人物、医者・科学者・超能力者などの特別な能力を持っている人物、証人などの状況が浮かび上がらせた人物などです。また、宇宙船などの護衛も、使えます。
 これらの、護衛任務がどうなるかは、ほぼ3つに別れます。まず、様々な妨害を乗り越えて、護衛に成功するというストーリーです。次に、いったん奪われた人物を奪還するストーリーがあります。最後が、殺されてしまったので犯人を追うというストーリーです。

輸送

 PCは、何かを輸送することを依頼されます。
 輸送する対象としては、様々な荷物が考えられます。貴重な物資・危険物・薬品など、命知らずに輸送させるべき荷物はたくさんあります。
 次に、様々な生物の輸送があります。危険な生物を輸送していて、それが逃げ出して大騒ぎというのはよくあるストーリーです。また、扱いに困難な生物(非常に弱くてすぐ死ぬとか)を輸送していて、襲われているのに制限があって反撃しにくいというのもありがちな話です。
 最後に、人物を運ぶものがあります。上の護衛にも似ていますが、他に囚人や犯人の護送や、病人輸送などのネタが考えられます。
 輸送ネタにつきものなのが、時間制限です。もちろん、時間制限が無くても面白いストーリーは出来ますが、あったほうが緊迫感が出て盛り上がるでしょう。

処理

 PCは、何かの処理を頼まれています。
 処理といっても、色々な場合が考えられます。まず、事故や災害の処理です。被災者を救出し、これ以上の被害が出ることを防ぎます。
 次に、厄介なものの処理です。ゴミなどの単なる厄介物から、爆弾・危険物・疫病・危険な生物など、処理しなければならないものは様々に考えられます。
 もちろん、これにも時間制限が付いたほうが、緊迫感の上からも面白くなるでしょう。

救助

 ここで言う救助とは、災害救助や事故救助を意味します。
 救助といっても何を助けるかによって、大きくストーリーは変わってきます。1個人を助けるのなら、自分達で運べてしまいます。けれども、多くの人を救うためには、彼らを収容する乗り物や施設(脱出艇やシェルターなど)を用意しなければいけません。また、難破船のように、乗り物ごと救助しなければならない場合は、また手間が増えるでしょう。
 しかも、救助というのは、ほとんどの場合時間が切迫しています。間に合わなければ、助ける相手どころか、自分達の命も危険です。

救出

 救出とは、捕まっている人物を脱出させることを意味します。
 身代金誘拐や、戦争捕虜、テロリズムや怨恨など、様々な理由で捕まえられてしまった人々を救い出すというストーリーです。権力者によって刑務所に入れられた人物を救出してくるというネタも、多用されます。
 誘拐などでは、どこに捕まっているか、何者に捕まえられたのかから調べ始めないといけない場合もあります。逆に、戦争捕虜などでは、捕虜収容所の位置は調べれば分かるかもしれませんが、救出しなければならない人間の数が多数になりかねません。
 時間は、切迫している場合(身代金誘拐など)もあれば、じっくり時間を掛けられる場合(捕虜収容所や刑務所からの救出)もあるでしょう。

脱出

 脱出ものストーリーも色々あります。この場合のバリエーションは、脱出する舞台が主なものです。
 未開惑星に不時着して文明の地へ、崩壊する惑星から脱出宇宙船を仕立てて、宇宙船火災で脱出艇へ、沈没しそうな船から、噴火する火山島から、太陽フレアからなど、様々なパニック映画からシチュエーションを借用できます。
 また、脱出する場合も、自分達だけで精一杯なのか、全員を脱出させようとしているのかで、ストーリーは大きく変わります。
 また、脱出ものはほとんどの場合時間切れは死を意味します。

脱獄

 脱出ものの一種に、囚われた主人公がそこから脱出するという脱獄ものがあります。
 「パピヨン」や「岩窟王」などが脱獄ものの好例ですが、戦争で捕虜収容所の全員が脱獄を計るという「勝利への脱出」という映画も、面白いシチュエーションです。
 この場合、まもなく死刑になるというのでも無ければ、それほど急ぐ必要の無いシナリオになるでしょう。

特殊作戦

 上のようなパターンに当てはまらない特別な作戦というのも、色々あります。
 まず、替え玉作戦。PCが、誰かにそっくりなのを利用して云々というシナリオです。悪人に似ているのを利用して悪の組織に潜入する、重要人物が病気(暗殺され・行方不明)で代理を務めるというというのが、2大パターンです。もちろん、ばれそうになって、なんとかごまかすというシナリオになります。そして最後には正体がばれて大騒ぎというのがパターンです。
 次に、おとり作戦。これは、悪人を捕まえるために意識して隙を見せる、より重要な使命を持つ者を助けるため周囲の目を引き付けるという、2つのパターンがあります。
 もう一つは、特殊作戦ではありませんが、偽物退治があります。PC達の偽物が現れてしまい、それに迷惑を被ったPCは、偽者を捕らえてようとします。ここで、シナリオは2つに別れます。なかなか尻尾を見せない偽者を、ようやく捕まえてめでたしめでたしというのが1つです。もう1つは、偽物は簡単に見つかりますが、彼らが偽者を装っていたのは実は……というものです。

未知惑星

 未知の惑星というのは、冒険のネタに困ることはありません。
 まず、未知の自然環境がPCを襲います。超高熱の気温や腐蝕性の大気、未知の病原菌など、危険がいっぱいです。
 また、動植物も危険です。危険な肉食獣や、中には人類に毒となる分泌物を出す生物も居るかも知れません。
 また、実は、その惑星は海賊の本拠だったとか、密輸の中継ステーションとして使われていたとかいった、居るはずの無い人間による危険というのも有り得るでしょう。
 未開発惑星を改造(テラ・フォーミング)しようとすると反対する人々が現れて、とか、とんでもない事実が分かって改造できない等のシナリオもあるでしょう。

異星人

 スペオペヒーローズでは、人類と同様に異星人のうろついている宇宙は考えていません。
 けれども、異星人との接触というのは有っても面白いでしょう。
 異星人とのファーストコンタクト、ようやく言語が通じるようになって交渉を始める、コミュニケーションギャップによる誤解など、異星人との接触をネタとしたシナリオは色々考えられます。
 また、異星人との戦争というのも、面白いネタです。凶悪な異星人が攻めてくるというシナリオや、小さな誤解から戦争が始まってしまったというシナリオもあるでしょう。

スパイ

 スパイをネタにしたシナリオは、渋いストーリーになることが多いでしょう。
 とある組織や基地の中にスパイが混じっている。誰がスパイなのか。誰もが疑わしい行動を取る中、主人公はスパイを見つけるべく罠を張るのです。
 また、逆にスパイを主人公にしたシナリオも考えられます。どこかの国(犯罪組織・会社)にスパイとして潜入し、情報を得るのです。007のように派手に組織を壊滅させるシナリオでも、地味に情報を入手して人知れず去る渋いシナリオでも、お好み次第です。

宇宙航路

 海は、広大ですが、船は海のどこでも走っている訳ではありません。航路というものが有って、それに沿って進んでいることがほとんどです。航路は、きちんとした海図が作成されており、障害物も無く、安全に通れるのです。
 宇宙においても、同様の事が起こるに違いありません。宇宙航路を設定し、宇宙図を作製し、障害物を除くのは、地味ながら重要な仕事です。この仕事があるから、宇宙船は安全に航行できるのですから。
 そして、そのような作業をしていると、思わず冒険に出会ってしまうことがあります。宇宙海賊に出会ってしまったり、その基地を見つけてしまったり。昔の遭難宇宙船を発見したり、救助信号を受け取ったり。

国家対国家

 現代でも、国家エゴは、平和の最大の敵です。これは、宇宙時代になっても変わるものではありません。自分の国家の利益のためなら、他の国がどうなろうと知ったことではありません。よって、それぞれの国家は、自らの利益のために他の国と争うでしょう。
 悪の国家が宇宙の支配を狙っていたり、弱い隣国を占領しようと狙っていたりするというシチュエーションでは、どちらが悪玉かが明確です。このような場合なら、悪い国をやっつけるのは気分のいいものです。ただ、国家間の問題は、どちらが善でどちらが悪かを一概に言えないことが多いので、そういう意味で渋いストーリーになりがちです。

国家対人

 国内に向けては、国家が抑圧機関であることは、言うまでもありません。民主的と呼ばれる国家に有っても、秘密組織は存在し、非合法活動を行なっているのです。それに巻き込まれて被害に会う人々は後を絶ちません。ましてや、独裁国家においては、民衆の命など権力者にとっては、コイン1枚の価値すら無いのです。
 よって、国家による犯罪は、シナリオのネタとして非常に有効です。秘密警察や諜報組織によって虐げられる人々を救うというのは、弱きを助け強きを挫く行為ですから、シナリオストーリーとしても盛り上がりが期待できます。その国が独裁国家だったりするなら、どんなにやっつけても良心の咎めもありませんから、好きなだけ暴れられるでしょう。

宇宙軍

 軍隊というものが、近代国家における最大の暴力集団であることは言うまでもありません。そして、暴力というものが権力を産み出す源泉となっているのも事実です。
 そこで、軍が暴力を伴い何か行動を起こすことが、シナリオのネタとなることは考えられることです。
 軍の秘密実験の情報入手、その実験機材の奪取、非合法の人体実験の被害者の脱走など、軍の秘密実験に関連する情報というのは幾らでも考えられます。実験の秘密以外にも、人事・補給・基地など軍が公開しない公開したくない情報が存在し得ます。そのような情報を収集したり、情報漏れを防いだり、偽情報を流したり、情報の確認のために潜入したりするシナリオが考えられます。
 また、軍というのは軍事行動を行なうのが目的です。しかし、その中には、外部に秘密にしなければならない軍事行動というのもあります。そのような行動(ないしは行動予定)を知ってしまった者は、命を狙われるでしょう。
 軍の最も恐るべき行動は、クーデターです。政府の人間にとっても、一般市民にとっても、軍のクーデターは恐るべきものです。クーデター情報を入手したら、PCはその阻止に動くでしょう。

合法組織

 合法的な組織であっても、シナリオのネタは困りません。
 合法的組織として考えられるのが、メガコーポレーション、宗教団体、政党、傭兵組織などです。このよう合法的組織においても、様々な冒険のネタは転がっています。
 例えば、合法組織が、密かに犯罪に手を染めているというのはありそうな話です。PCが悪漢ならその手先として雇われるストーリーが出来ますし、その秘密を握って脅迫するというネタも使えます。また善玉なら、手先として利用されて(されそうになって)しまい仕返しをするとか、その犯罪に対抗するとかいったストーリーが出来るでしょう。
 また、組織というのには敵対するものが付き物ですから、組織に対して、調査したり、妨害したり、破壊活動したりすることは、しばしば起こります。組織同士の勢力争いは、最も使い易いネタです。
 また、組織の内部抗争もネタに使えます。古くからある組織など、隠し財産の行方を巡る争いなどもあるでしょう。もちろん、後継者争いや、2つの部門同士の争いなども考えられます。
 ただ、合法組織は、法律によって守られていますから、あまり無茶な行動はできないでしょう。

非合法組織

 非合法組織は、合法組織よりも、安易に使えます。なぜなら、戦闘が起こって騒ぎになっても、それほど困らないからです。
 非合法組織の例としては、解放戦線、秘密結社、テロリストグループ、秘密宗教、邪教などの、思想グループ(その思想の善悪は様々です)と、人身売買組織、犯罪ギルド、マフィア、宇宙海賊などの犯罪組織があります。宇宙の支配を狙う組織というのも、非合法組織でしょう。
 このような組織に関して、調査を行い、メンバーを逮捕し、根拠地を撃破し、虜囚を救出し、(捕まった場合など)脱出するというストーリーがあります。逆に、その組織に属して(または協力して)、活動をするというストーリーも成立します。2つの組織の勢力争いに巻き込まれて(または絡んでいって)というのでもよいでしょう。
 組織の内部抗争も、合法組織よりも荒っぽいでしょう。隠し財産を巡る争い、跡目争いなど、流血の惨事になることもあります。

犯罪者

 宇宙には、様々な犯罪者が居ます。テロリスト、暗殺者、殺人犯、強盗、横領犯、贈収賄犯、宇宙海賊などです。
 このような犯罪者を、調査し、追跡発見し、逮捕するというのは、正統的スペオペの定番シチュエーションです。また、権力を持った犯罪者に対して、その悪事を暴露するというのも、ハードボイルドなスペオペとして優れたものになるでしょう。
 逆に、犯罪者の味方として、悪事の隠蔽工作を請け負ったり、逃亡を助けたり(逃がし屋)するピカレスクなストーリーも出来ます。
 もちろん、PC自身が犯罪者となることもできますが、この場合でも一定のモラルを持っていたほうが(例えば、金持ちからしか盗まないとか、決して他人を傷つけないとか)、かっこいいでしょう。

エスパー

 エスパーネタも、スペオペの一つです。
 役に立つ能力を持ったエスパーは、滅多に存在しません。それゆえ、その貴重な能力を巡って、争いが起こることになるのです。
 エスパーに言うことを聞かせたり逃げられないようにするために、エスパーの親族を捕まえたり、エスパーを生体改造したり、拷問にかけたりするというのは、ありそうな話です。また、国家の中には、エスパーが非合法だったり、エスパー狩りを行なっていたりする国もあるかもしれません。そういう組織や国から、エスパーを救うというネタは、いい話になります。
 逆に、エスパーが自分の能力を犯罪に使い始めたらどうでしょう。そのようなエスパーを捕まえるためは、大変な努力が必要です。超エスパーの中には、宇宙支配を狙う者だって現れないとは限りません。

仕掛人

 晴らせぬ恨みを晴らし、許せぬ悪を消す。仕掛人ネタは、スペオペでも使えます。
 仕掛人は、江戸のように警察組織が未成熟な世界でのみ存在できます。しかし、スペオペ世界も、警察の当てにならない国は非常に多いでしょう。よって、仕掛人の登場する余地があるのです。
 この場合、実際に殺してしまうのか、それとも犯罪を暴いて社会的に葬ってしまうのか、2つのパターンがあります。ダーティーヒーローなら殺してしまっても構わないでしょうが、正義を称するなら後者を選ぶことになるでしょう。

古代宇宙人

 古代宇宙人の遺産というのは、あらゆる人々が欲しがる究極の宝物の1つです。
 遺跡を調査して、素晴らしい遺産を発見するという、ファンタジーRPGのダンジョン宝探しものストーリーを、スペオペで行なうことも可能です。
 また、既に遺産は存在しているという設定で、その遺産を巡っての数々の組織・人物の争い、そして、その遺産の真の能力は何か?というストーリーも出来るでしょう。
 古代異星文明の遺跡ネタのバリエーションとして、生体宇宙船ネタも重要です。「意識を持った太古の宇宙船。それを手にするものは誰か」というのも、スペオペに1度は出てくるネタです。

宇宙の神秘

 宇宙には、まだまだ未知の部分が多く、訳の分からない現象に出会ってしまって困惑するというストーリーもあります。
 このような、ネタは、今までは海において、良く起こりました。サルガッソー海域やバミューダ三角地帯、マリー=セレステ号の乗員消失などが、その例です。
 これらを、宇宙に持ち込んでみると、また新たな視点が広がるでしょう。その真相は、神秘のままおいておいてもいいし、実は犯罪組織の陰謀であったなどといった結末でも構いません。
 ただ、物理的な説明をしてストーリーを終える場合、大団円の後で、それでも説明のつかないちょっとした現象を起こしたりすると、余韻があって面白いでしょう。

特殊地域

 スペオペの中には、冒険の舞台が主役となるようなストーリーもあります。上で上げた未知惑星での冒険が、その好例ですが、その他にも面白そうな場所は色々考えられます。
 宇宙カジノなどは、多くのスペオペシリーズで最低1回は扱われるほどの、メジャーな舞台です。カジノの売り上げを狙う盗賊の物語でも、いんちきカジノのからくりを暴く話でも、自分がイカサマをする話でも出来るでしょう。
 宇宙大学というのも、面白いでしょう。奇矯な教授に、学生達、怪しげな開発中のメカなど、スペオペを楽しくさせるネタに事欠きません。また、大学は、情報源としても役に立つでしょう。
 宇宙刑務所というのも、面白いスペオペのネタです。この場合、いかに脱出不能の堅固な刑務所であるかを強調して、そこからの脱出や救出ストーリーを繰り広げることになるでしょう。

戦争

 戦争は、非常に面白いストーリーを生み出してくれます。ただし、PCが大規模戦場に出ることはあまり考えられません。なぜなら、部隊の歯車としての兵士では、余り面白いストーリーが出来ないからです。
 まず、戦争が始まる前のストーリーです。戦争を回避しようと努力するグループと、戦争を引き起こそうとするグループの抗争が考えられます。PCは、どちらに協力すべきでしょうか。
 次は、戦争勃発時のストーリーです。たまたま今居る土地で、戦争が勃発してしまい、巻き込まれてしまうというストーリーが考えられます。また、戦争勃発の際の奇襲攻撃のために、特殊部隊として潜入するというのもあります。
 そして、戦争の継続中です。傭兵として、あちこちを転戦するというストーリーが考えられますが、できるなら、その戦場はゲリラ戦などの少人数で行われる方がいいでしょう。
 また、戦争を終わらせる努力に関するストーリです。停戦交渉が行われようとして、その妨害を計るグループが居るとしたらどうでしょうか。また、停戦交渉を有利にするために、裏でし烈な情報戦が行われているに違いありません。
 そして、停戦後のストーリーです。PCが、停戦監視団に属して、戦場にやってくるというのも考えられます。ちょっとしたきっかけで戦争が再開してしまいます。それを未然に防ぐことが、停戦監視団の任務です。

ロスト・コロニー

 ロスト・コロニーとは、地球との連絡が跡絶えてしまった植民惑星の事です。
 1つは、宇宙開発の初期に事故や戦乱のどさくさで人々が撤退してしまい、わずかに残った人々の子孫が生き残っていた場合です。もう1つは、ジャンプミスなどで、全く未知の星域に飛ばされてしまい、しかもジャンプドライブが破損したために、その星系で暮らさざるを得なかった人々の子孫です。
 どちらにせよ、長い隔離によって、文化が大幅に変化してしまっているでしょう。もしかしたら、中世レベルまで科学技術が退化してしまっているかも知れません。また、現在の技術と異なった文明(超能力文明など)が発達しているかも知れません。そのような地で、現地の人々とPC達との接触は、どういったものになるでしょうか。
 また、PC達は、どうやってこの地に着いたのでしょうか。探査隊として発見したのでもいいでしょう。逆に、ジャンプミスでそこまで飛ばされてきたというのでもいいでしょう。
 部外者はPC達だけでしょうか。もしかしたら、宇宙海賊がその惑星を発見してしまうかも知れません。ロストコロニーとの貿易を一手に握ろうと、巨大商社がエージェントを送ってくるかも知れません。
 そのような、様々な可能性を持ったロストコロニーは、スペオペの定番ネタになっています。うまく利用すれば、面白いストーリーになるでしょう。


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