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(C)山北篤
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第12章 悪役

悪役パターン

 悪役には、無数のバリエーションがあります。けれども、注意して分類していくと、幾つかのパターンに分けることができます。
 そこで、この章では、悪役のパターンを数多くピックアップしてみました。これらの悪役達の中に、ゲームマスターが必要とする悪役がきっといるはずです。
 それぞれに付属した能力値やスキルは、作ったばかりのPCの敵として現れた場合の、悪役の能力を試作したものです。PCの能力や、シチュエーション(クライマックスかストーリーの中盤か)等に応じて、変更してください。

悪役アーキタイプ

悪役の動機

復讐鬼

 元は位が高かったり権力者だったり、とにかく幸せに暮らしていました。ところが、ある時、失脚したり滅ぼされたりして、その幸せが失われてしまいました。もしくは、両親や祖先が、そのように幸せを奪われてしまいました。
 そのため、彼(または彼の祖先)の幸せを奪った相手に、復讐を誓っています。その復讐は、正当なものであって、誰も妨げることは出来ないと考えています。自分の行動が正義だと考えているから、始末が悪いのです。

権力欲

 自らの権力を求めて、悪に走った悪役です。この場合、パターンは2つに分けられます。
 まず、権力が全てだと考えている権力亡者です。権力のためなら親兄弟でも売り渡す亡者どもには、救いの道はありません。主人公も、心置きなく叩きつぶせる相手です。
 もう一つは、権力の限界をわきまえた実用主義者です。権力には出来ないことが色々有ります。けれども、現在彼が求めているものを得るためには権力が必要だと言うことを認識している冷静な人物です。こういう相手の方が、敵としては手強いでしょう。

金銭欲

 金銭を求めて、悪に走った人物です。この場合も、金が全てと考える金の亡者と、金の限界をわきまえつつ金銭を必要としている現実主義者との2つに分けられるでしょう。
 金の亡者は、金では動かせないものがあるということを教えることが出来た場合、改心させられる可能性がわずかばかりながら存在します。ただ、普通は心置きなく叩きつぶしても問題無いでしょう。
 金銭の限界をわきまえつつ、自分の目的のために金銭を集めている悪漢は、権力の場合と同様に、手強い敵になるでしょう。

破壊欲

 破滅を求めて、悪事に走っている者です。ここまで来ると、人間では無い場合もあります。狂ったコンピュータだとか、悪の宇宙人だとか、異常な妄想にかられた狂人だとか、あまりに強い復讐心のために人類の存続すら許せない復讐鬼だとか、そういった異常な連中です。
 セイバーヘーゲンの「バーサーカー」シリーズなどは、この例でしょう。

趣味

 趣味で悪事をやっている者です。金も権力も有る者が、刹那的なスリルを求めて悪事を行なっていたりするのが、この典型です。大体において、スタイルは良く、服装は決まっており、紳士的な物腰の人物です。


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