(C)hosoe hiromi
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戦士ヴィエの冒険
細江ひろみ(M−ヴィエ)

2005.2〜

妖魔の市

うあーい!はじめまして!

 秋も中ごろ、RPGゲーマーとゆうものは、普通は頻繁に集まってプレイするものなのだそうだ。そういった会合の一つ、フォーラムのオフが行なわれるとゆうので、いそいそと新品のダイスを握りしめ、参加してみることにした。
 しかし、ゲーマーとゆうたぐいは男の割合が多いとも聞いている。男ばっかの集まりとゆうものは、うっとおしいものと相場か決まっているので、ちょっと考えちゃうなあ・・・・
 しかし、毎晩チャットでおしゃべりしている相手だし、それにマリアンヌのプレイヤーが、遠くから泊まりがけで、この会合に出席するとゆうではないか!本人に確かめたことはないが、たしかマリアンヌのプレイヤーは、女性のはずだ。
 それに、その会合ではきっと、ダイスと計算用紙を使った、「普通の」RPGが行なわれているに違いない。ぜひ、やってみたいものだけれど・・しかし、顔を突き合わせてのRPGでは、チャットの時みたいに、臭いセリフなんかはずかしくって言えないだろうし、行動するたびにダイスを振らなければならないなんて、たとえば、攻撃のときだって、

(ヴィエ)剣でゲシゲシします!「どりゃあ!!」ゲシゲシゲシもひとつゲシ! 敵

と、やるかわりに、いったんダイスを振って、計算しなきゃならないんだろうなあ・・
「!」も「(^_^)」も使えないし、それにPCの特徴とぜーんぜん違うプレイヤーを目の前にして、シラけたりしないんだろうか。本当に面白いんだろうか?
 こんなことを考えながら会場へ向かうのは、普通のRPGに、とっても期待している裏返しだったりする。

プレイヤーはPCそっくし!

 で、会場に到着すると、数名の関係者らしき人がいる。あ、ありがたいことに、女性も一人いる。やっぱり、完全に「全員男」の会合に出るのは、気が引ける。男ばっかとゆうのは、気疲れするとゆうか、集まり事態が、うさんくさい。うーんと、なんて声をかけようかな?
「あの、すみません」
「あ、ヴィエさんですね」
・・・なんでわかったんだあ!
「すぐわかりましたよ、ヴィエのイメージそのままだから。はじめまして、僕がマスターです。で、こっちが僕の婚約者です」あははは・・・。
 そして、しばらくすると、人が集まること集まること。思っていたより女性も多い。といっても、やっぱり男ばっかだなー。なぜか、和装の女性・・隣の生け花の会合から紛れ込んで来たに違いない、そそとした美人が混じっている。これを掃き溜めの鶴とゆうのだろうなぁ。
 ところが、この和服の女性は、なんと!!
「どうも、マリアンヌですぅ」
どぇぇぇぇぇ!!!!和服の女性は、尼僧マリアンヌさんだったのか!!!!
 聞けば、踊りのお師匠さんであり、本業では採石場を駆け回り、しかもスポーツ少年達を指導する、スーパーお姉さんであった。世の中にはすごい人がいるものだ。
 黙っていれば、和風洋風の違いはあるものの、尼僧マリアンヌの、たおやかな雰囲気が、彼女にはある。ただ、何事があっても、悲鳴などは上げそうにない強さが、本人にはある。
 私自身が、私とヴィエとをごっちゃに感じてしまっているくらいだから、他のプレイヤーをそのPCと一緒にしてしまったのも、しかたがないだろう。
 いや、私の意識は、しょっちゅうヴィエと同化していたけれども、ヴィエは私を感じてはいなかっただろうなあ。これはちょっと寂しくもある。
 互いに初対面であったが、すぐ話に花が咲いた。もちろん前回の冒険の話だ。生死を掛けた冒険を共にした仲間とゆうのは強い絆で結ばれるものらしい。RPGであっても、現実であっても、それは変わらないと思う。
 こうして、今までの冒険の話を咲かしていると、ラディアンと、カーノのプレイヤーもやってきた。この2人も、なんとなくそれぞれのPCに似ている。
 それにしても・・ザムは・・・・でかい!ザムのプレイヤーが本当にこんなに巨体な人だとは、想像していなかった!。今まで相手の姿を見れなかった分、プレイヤーのイメージとPCをだぶらせていたけれど、こんなにデカイ人だとは、想像外だ!ザムが熊だのなんだの言われるのは、ザムがそうゆうPCだからだと思っていたが、実際に会ってみると、これはプレイヤーのことだったのか!とうなずける。巨体に、のっそりとした動きが加わって、知らない人でも彼を見て熊を想像するだろう。
 それとは逆に、ラディアンは若い!とゆうか、PCのイメージより若いので、すごく若く感じてしまう。しかし、それでもラディアンの雰囲気がある。あと10年もすれば、立派な盗賊に・・いや、PCのイメージを払拭してプレイヤーを見なければ。でないと、魔道師バスクに会ったときに、「老人」ではないとゆう理由で、驚いてしまいそうだ。(いや、わからんぞぉー案外年輩の人かもしれん)

「それじゃあ、みんな集まったところで、冒険の続きをしましょうか。関西のバスクと、北海道のネイディアは、そうそう会合には出席できませんが、あとで録音を送ってあげましょう」

 そのマスターの声を聞きつけた2名を新しく加え、とうとう「普通の」RPGを体験する事になってしまった。
 それにしても、ネイディアが北海道!。バスクが関西!。知らなかったなぁ。ちなみに、参加者の中ではマリアンヌが群馬からで、一番遠かったが・もっと驚いたのは!マスターが同じ町内に住んでいた!!ことだった。

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