ヴィエ メニュー
戦士ヴィエの冒険
細江ひろみ(M−ヴィエ)
2005.9〜
オーク
(VICON)ドワーフは振り返り、ヴィエを見る。
(ドワーフ)「嬢ちゃん、その剣はどこで手に入れたのじゃ?」
え?なに?いきなりなんだ?その剣とゆうは、月の鏡の事だろう。「すすり泣きの森の洞窟で拾った。エルフが持って行きなさいと言った」、と説明する。ついでに「とても軽いけれども、変な事が起こるんだ」とつけ加える。すると、ドワーフは、「ふむふむ、軽いか・・・」と言ってから(^_^)とつけ加えた。マスターが、いきなり(^_^)とやるときは、大概なにか企んでいるのだそうだ。
テーブルトークの時には、マスターの表情が直に見る事ができるし、そればっかりは、マスターの自由にならないかもしれない。しかし、ケーブルトークの場合は、マスターは完全なポーカーフェイスと同じだ。わざわざ(^_^)などとやるときは、プレイヤーが何も気づかずに、何かしでかした時と、決まっている。
いったい、剣が軽いと言った事が、なぜマスターを(^_^)させたのだろう。
ちなみに、月の鏡は、彼らドワーフの先祖が、造ったのだそうだ。それを聞いてザムがなにやら納得していたが、私にはザムが何に納得したのかすらも、良くわからない。
やっと、ジャークがこの村にいる事を聞きだし、そこに案内してもらう事になった。案内してくれるのは、ドワーフのガルド。彼に案内されて、ヴィエ達は橋の方へ向かって行った。
ちょうどそこで、バスクのプレイヤーが、遅れて登場した。すぐにマスターが、バスクの登場シーンを造る。バスクは酒に酔いつぶれて、橋のたもとで眠っている事になった。すぐにバスクのプレイヤーが、「ぐぅ〜・・・」と同調する。そのバスクをたたき起こして、先に進む事になった。
ときどき、途中参加のPCを、湧いて出たことにするマスターがいるが、私のPCが、湧いて出たことにされてしまった時は、どうも今一つのめり込めなくて困る。世界が見えないのだ。自分のPCが、なぜここにいるのかすら、考えられなくなる。それが考えられないと、PCに愛着も持てない。そのセッションが、それから人間関係を作って行く余地のあるもであればまだいいが、単にダンジョン探検だったりすると、もう私は付いて行けなくなってしまう。これは、私の性格からくるものだろう。
そして、バスクを加えたヴィエ達は、ジャークとドワーフの長老がいるとゆう、橋の向こうのドワーフの城にむかったのだが、案内人の、もとい案内ドワーフのガルドは、橋の手前で引き替えすと言う。橋になにかあるのだろうか?安全のために、マスターに確かめると、橋自体はドワーフ製の丈夫そうな石作りで、幅も5メートルはあると言う。ただし、橋の掛かっている谷が、そんじょそこらの谷ではないらしい。大地を分かつ、巨大な谷で、底もぼんやりして、見えないそうだ。
と、そこで、今まで元気だったネイディアが、いきなりオロオロしはじめた。なんでも高所恐怖症なのだそうだ。男まさりで、亜人種嫌いで、高所恐怖症、とゆうのが、ネイディアの設定だったのか。
こういった強そうなPCの弱点とゆうのは、そのPCに親しみを持てるし、あとでその設定で、遊べるかもしれない。
こうしたはっきりした性格のPCは、PC同士の付き合いがやりやすくて、好きだ。いや、はっきりした性格とゆうより、一本通った性格とゆうのだろうか。
逆に、性格のコロコロ変わるPCとゆうのは、どう付き合っていいのか、困ってしまう。いや、PCとゆうのは、性格だけで存在しているのだから、それがコロコロ変わるのでは、同じ装備の別人とゆうことになってしまう。
けっこうヴィエの性格にも、ちぐはぐなところがあるだろう。
性格が固まるまでに、時間がかかることは結構あるが、あまりいつまでも、その時の状況によって、性格が変わるPCとは、なかなか付き合いきれるものではない。
そうゆうわけで、私はずっと、キャラの性格や設定は、はっきり決めておいて、しかも単純なほどいい。と、思いこんでいた。が、世の中のRPGには、ありとあらゆる種類があり、複雑怪奇な性格や設定をそのものを楽しめるように設計されたRPGまであり、やってみればこれが結構なかなか面白かったりする。
キャラの性格や設定は、自分で忘れない程度にこるのが、ちょうどいいのかなあ。ヴィエも、性格こそ単純だけど、設定には、多少こってしまっているし、けっこうヴィエの行動は、その設定にのっかっていれば、自然に決まってしまっている。あとは、そうしたヴィエが、何を考えどんな行動を取るのか、それを私が感じてやればいい。
もちろん、こうしてPCを「感じる」ことができるほど、ノメリ込めるRPGは、なかなか無い。
一方、マスターは、頭上の雲の中で、なにか動いていると、盛んに脅かすし、橋の上ではいつも悲鳴のマリアンヌに、今日はネイディアも一緒になってキャーキャー言っているし、バスクは「酔っぱらって目がウロウロする」と言って、ちゃっかりザムに、おんぶしてもらっている。
これだけ騒いで橋を渡ったものの、結局なにも起こらなかった。
ここで面白かったのは、やはりマリアンヌとネイディアだ。マリアンヌは、恐い目に会ったときは、キャーキャー言うのだが、喉もと過ぎれば熱さを忘れるタイプなのだそうだ。
(戦士ネイディア)「くそったれ!こんな高いところには二度とこないぞ!」
(尼僧マリアンヌ)「で?帰りはどうするんです」 ネイディア
橋を渡り終えたら、次は当然ドワーフの城なのだが、マスターはしきりに、上空の黒い影を、強調している。そして、狩人のカーノが城の回りにドワーフではなしに、オークがいる事に気づいたと、宣言した。狩人とゆう職業は、こういったことによく気づくものらしい。
ヴィエも、いつでも戦闘に入れる準備をしておくけれども、以前とちがって、さして怖くはない。だから、無闇に声を上げたり、いきなり突っ込むこともしない。自分でも、PCの冒険者レベルとゆうもの以外に、ヴィエが成長しているのがわかる。この嬉しさは、なんと説明していいか、わからない。
今のところ、こちらは大騒ぎで橋を渡ってきたのだが、どうも見張りをしているらしい、城の周りのオーク達は、こちらには気づいていない。これは多分、橋と城の距離が、私が思っているよりも、ずっと離れているからだろう。
ケーブルトークでは、やはり距離感が、掴みにくい。
しかし、今はこちらからオークが見えるほど近づいているのだから、ここで騒げばオークもすぐにヴィエ達を見つけるだろう。
これからどうするかを、こそこそ話し合う。
(戦士ネイディア)「こりゃいいぜ。 遊んでみるか?」 ザム
(強盗ラディアン)「見張りと言うことなら、一度にやらんと」
(戦+ヴィエ)「まわりこめないかな」
(VICON)まわりこめるかもしれないね。
(狩人カーノ)「まて、見つかっておらんようじゃから、静かに探すほうがよい」
(強盗ラディアン)隠れる場所は?
(VICON)城は丘の上でこれ以上近づくには姿を隠すことはできない。
(尼僧マリアンヌ)「霧にかくれて中にはいりましょう」
(戦+ヴィエ)「それ(霧)は?」 マリアンヌ、ユーを見る
ケーブルトークの場合、こういった話し合いまで、完全にPC同士の話し合いになる。どうやって、先に進むか。その方策は何通りもある。が、このまま帰ろうと言うものはいない。
つい、先に進む事ばかり考えてしまうが、もし前に進むのが非常に難しそうだった場合、一旦引く事も、考えに入れるべきなのだそうだ。実際に引き際をみあやまれば、PCの死にもつながる事もあるだろう。
これは、あまりにもぐずぐずしていたり、先を急ぎすぎたりしても同じだとはおもうけど、引き際を判断するのが、私には一番難しそうだ。
こうしてこそこそ話しをしていても、時間は進んで行く。
マスターは、ドワーフの城の屋上に、一人の人影が現われたと、宣言した。金属製の鎧に身を固め、オークに何か命令をしているそうだから、オーク達のボスだろうか。
この村に来ている人間は、ジャーク一人だそうだから、まさかあれがジャークなのだろうか。
で、繰り返すようだが、セッション中でも、時間は進んで行く。時にはとっさの判断とゆうのが、必要になってくる。
城の屋上がこっちから良く見えるのならば、あっちからもヴィエ達が良く見えるに違いない。敵ときまったわけではないが、事情がわからない内は、警戒したほうが、いいだろう。一応この世界では、オークがドワーフの城の大掃除をしているとは、思えない。そのオークに命令している人間ともなれば、それが街ではちゃんとした評判のあるジャークであろうとも、信用できない。
(霧使いユー)「霧よ、我らの体をつつめっ!」
(VICON)ふむ、あたりに霧が出てきた。
霧使いのユーが、特別にマスターにもらった、霧の魔法だ。もっとも、この時はドラゴンリングのRPGシステムのテストプレイだったので、マスターもプレイヤーの好みを、どんどん取り入れていたが、普通はルールに書かれた魔法しか使えない。
それにしても、ユーの反応は早い!だけどこのまま城に近づくならば、霧の中でいきなりオークとご対面・・ってなことにならないだろうか。そんな事になったら、オークが声を立てさせる前にやっつけなくっちゃ。
それに、オークと魔法使いのつかみ合いなんてことにならないためにも、力の無い(と思われる)PCを守らなくっちゃ。一番ひ弱そうなのは、とりあえず・・。この時はこう考えているけれども、そういった時には、魔法を使える者の方が、ずっと迅速に、そして効果的な手段でもって、オークを黙らせることが出来る。ついでに、魔術士がひ弱であるかどうかは、RPGのシステム次第らしいが、だいたいそうゆう事になっている。
そんな事は関係なく、ヴィエは戦士として、その剣の力で仲間を守るんだい!。
HOME
次へ