(C)hosoe hiromi
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戦士ヴィエの冒険
細江ひろみ(M−ヴィエ)

2005.9〜

潜入

 で、結局、ラディアンが耳を澄ませていて、オークの気配を調べてくれたおかげか、そうゆう事態に合わずに、一挙に城までたどり着く事が出来た。
 いくらヴィエが成長して、無駄で無謀な戦いをひかえるようになったとはいっても、やっぱり戦闘がまったく無いとゆうのも、寂しいものだ。根本的なヴィエの性格は、全然変わっていない。もしかすると、ヴィエの性格ではなくって、私の性格だったのかもしれない。それなら、私はぜんぜんそれに気づかなかった。いや、RPGでヴィエと同化したために、私が変わったとゆうのも、十分ありえそうだ。
 そしてラディアンの耳が、声を聞きつけた。2人いるようで、片方はもう片方を、長老と呼んでいる。長老とは、ドワーフの長老だろう。
 とりあえず、この声はラディアンにしか聞こえてないのだから、そのようにヴィエに振る舞わせる。
 声は、ラディアンの足元にある、小さな窓から聞こえてきたと、ゆうことで、ラディアンはそれを覗いてみると、宣言した。
 声がラディアンだけに聞こえたのだとしても、ラディアンがしゃがみ込んで、それを覗いたのは、ヴィエにもわかるだろう。すぐ一緒になって、のぞき込むことにした。テーブルトークで、位置関係をはっきりさせていると、ヴィエはのぞき込めない位置にいたりするかもしれないけれども、ケーブルトークでは、このへんは適当になってしまう。
 中は牢で、そこにいるのは、確かに長老とジャークであることを、ラディアンが確かめた。彼らはわれわれに気づいていないらしい。
 城の周りの、見張りのオークに気づかれないように、2人(または1人と1ドワーフ・・やめよう、めんどくさい)の注意を、こちらに向けさせたい。こうゆう時は、みんなで話し合うほどの事もない。ラディアンが、小石をジャークにぶつける事にした。

(VICON)ジャークが振り向いた。
(強盗ラディアン)軽く手を上げる
(戦+ヴィエ)「べろべろべー」
(霧使いユー)(これこれ)

 自分でも何をやっているか、よくわからない事とゆうのは、あるものだ。(^_^;)
 ついでに、ジャークは、物音を立てるのに、頓着していないようだ。この辺りには、見張りが回って来ないらしい。
 今のところ、ジャークと、ドワーフの長老が捕まっている、とゆう事以外何もわからない。前回いきなり預けられた、壺と指輪についても、なぜ2人が捕まっているのか、なぜ、その事について、橋の向こうの村のドワーフ達が、ヴィエ達に何も話さなかったのか、そのへんは謎のままだ。まず、その辺を聞き出さなくっちゃ。
 とゆうことで、わかったのは、ダライホードの裏切り者と呼ばれるシュビナスとゆう男が、20匹ばかりのオークと共に、このドワーフの城を占領し、長老とジャークを捕らえているらしい。
 シュビナスは、屋上にいた鎧の男らしく、なにやら危ない剣を持っているそうだ。剣の危なさなら、月の鏡だって負けてはいない・とは口には出さなかった。
 ついでに、村のドワーフは、今回の事件で、人間不信ぎみなのだそうだ。
 とりあえず、こんな所では、長話しは出来ない。どうやら見張りのオークは、侵入者ではなく、上空を見張っている事もわかってきた。どうやら、上空に見え隠れする影は、ドラゴンらしい。城に侵入する直前に、屋上に近づく龍と、龍に向かって放たれる矢や、雷鳴のような閃光を、ちらりと見る事ができた。
 誰かが侵入する事など、考えてもいないのだ。あっさり城に入り込み、地下牢のそばには、鍵束までかけてあった。その鍵束から、目的の鍵を見つけるのに、僧侶の力が役に立つとは、予想しなかったが。
 このまま、ここへ来たときと同じようにドワーフの村まで帰れば、まずはいいだろう。来たついでに、ドワーフの城まで奪回することはない筈だ。ヴィエだって、そこまでお人好しじゃないはずだし、人質さえいなければ、ドワーフ達だって、打つ手がある。その時になら、力を貸してもいい。でも今は逃げるときだ。
 しかし、長老は、逃げないと言う。しかも、壺と指輪と、上空のドラゴンに関係があるらしい。で、突然長老は、長話しを初めてしまった。

)長老)「語るべきことが多すぎるな。それは神の時代の終わりにさかのぼる」
(長老)「地上に多くの争いが生じた。神が地上を去られたからじゃ」
(長老)「その一つがあのオークどもじゃ」
(長老)「魔王グレヤロールが南の魔界に生み出したげせんな生き物だ」
(長老)「その時、グレヤロールの脅威に気づいた神は天から最後の救いを与え」
(長老)「大亀裂によって地上を二つに分けた」
(長老)「オークの住む世界と人間やエルフたちの世界だ」
(長老)「ところがわしら、ドワーフと一部の人間たちが南に残された」
(長老)「そこで人間の生き残りが最後の龍と契約を結び」
(長老)「ダライホードの守りを作った」
(長老)「ダライホードからこちらはオークのいない平和な国となり」
(長老)「ドワーフが橋を作った」
(長老)「龍と契約を結んだ英雄リドワーンとその子孫は龍騎士となりこの街を守った」
(魔道師バスク)「その守りがなぜ破れた?」
(長老)「シュビナスじゃ」



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