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英雄事典


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Truth In Fantasy 事典シリーズ8
DICTIONARY OF HEROES,HEROINES & VILLAINS
古今東西のあらゆる英雄のカタログブック。
神話・フィクション・実在のヒーロー/ヒロインを網羅。

項目一覧

アーサー王、アースムンド、ワイアット・アープ、ジョニー・アームストロング、アイヴァンホー、アイウェル・ロンガー、アイオル、アイギストス、青ひげ、青山主膳、明石志賀之助、赤胴鈴之助、赤ひげ、アガメムノン、アキレウス、悪路王、明智小五郎、赤穂浪士、足柄之坂本神、蘆屋道満、アシュワッターマン、アショーカ王、安曇大浜、吾田媛、アダム、アタランテ、アッシュールナジルパル2世、アッシュール=バニパル、ジョニー・アップルシード、阿弖流為、アドラストス、アトレウス、アナ・イル、穴戸神、アナンシ、アヌィス、安日彦、アブヌワズ、アブラハム、安倍晴明、網乾左母二郎、天草四郎、アマラデヴィ、アムピアラオス、アムピオンとゼトス、アムピトリュオン、天香山命、アメンホテプ、アメンホテプ4世、アリアドネ、アリー、アルティン・アリーグ、アリス、アルクマイオン、アルクメネ、アルゴー探検隊、アレクサンドル・ネフスキー、アレクサンドロス<イスラム>、アレクサンドロス、アン・シャーリー、アンタル、アンティゴネ、アンドロメダ、アン・ボニーとメアリ・リード、李舜臣、イアソン、イーゴリ、イエス、イエス・キリスト、イオ、イオラオス、イカロス、石川五右衛門、イスカリオテのユダ、出雲建、出雲阿国、イダスとリュンケウス、一休禅師、一寸法師、伊藤一刀齋、稲生武太夫、犬塚信乃、イピゲネイア、伊服岐能山の神、イムホテプ、イリヤ・ムウロメツ、イルマリネン、岩見重太郎、イワン、ウィリアム・テル、尉遅恭、温羅、エイハブ船長、兄宇迦斯、エウリュステウス、エウロペ、エギル・スカラグリームスソン、兄師木、エステル、エッツェル、エバ、エピゴノイ、エラガマラス、エル・シド、エルヒー・メルゲン、エルマーク、エレクトラ、役行者、オイディプス、ティル・オイレンシュピーゲル、お岩、王昭君、大石内蔵助、大碓命、大国主神、大毘古命、オーラヴ・トリュッグヴァソン、お菊、沖田総司、小栗判官、織田信長、オデュッセウス、オトスとエピアルテス、弟橘比売命、小野小町、オリュンピアス、オルペウス、オレステス、怪傑ゾロ、怪人二十面相、カイン、ガウェイン、岳飛、かぐや姫、カストルとポリュデウケス、カッサンドラ、カドモス、カバヤン、アルフォンソ・カポネ、花木蘭、カライスとゼテス、カラミティ・ジェーン、ガリバー、カルメン、関羽、巌窟王、関索、韓世忠、鬼一法眼、吉備津彦命、金★信、キャプテン・キッド、キャプテン・フューチャー、旧約聖書の士師、旧約聖書の預言者、霧隠才蔵、ギルガメシュ、空海、クー・クラックス・クラン、クーフーリン、楠木正成(未完)、クッレルボ、クトゥーゾフ、国定忠次、熊襲建兄弟、雲霧五人男、鞍馬天狗、クリエムヒルト、クリシュナ、クリュタイムネストラ、クレージー・ホース、クレオパトラ、グレティル・アースムンダルソン、デイビー・クロケット、グンテル、ケクロプス、ゲセル・ハーン、ケツァルコアトル、結婚したがらない娘、ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン、エドワード・ケリー、乾隆帝、項羽、甲賀三郎、高★、向坂甚内、コシューシコ、レディ・ゴダイヴァ、コナン、西行、西郷隆盛、サウル、坂田金時、坂田金平、相武国造、坂本竜馬、真田十勇士、真田幸村、サナル、サバル、さまよえるオランダ人、さまよえるユダヤ人、サムソン、佐用姫、サルゴン1世、猿飛佐助、サロメ、サンダース軍曹、サンタ・クロース、十三妹、シイタクユック、ジーフリト、シゥング・ワナラ、シェバの女王、シェヘラザード、シグムンド・ヴォルスング(ス)ソン、シグルズ・シグムンダルソン、シシュポス、静御前、四天王、四道将軍、司馬懿、清水次郎長、シモン・マグス、シャイン、★太君、シャルカ、ジャンガル、"■シャンゴ" ジャンヌ・ダルク、十二使徒、朱元璋、酒呑童子、ジュリエット、舜天王、聶隠娘、諸葛亮、児雷也、白波五人男、シラノ・ド・ベルジュラック、二郎真君、秦檜、神功皇后、秦瓊、新撰組、シンデレラ、シンフィヨトリ・シグムンダルソン、神武天皇、スーパーマン、須佐之男命、ステンカ・ラージン、サム・スペード、聖ゲオルギウス、聖公ウラジーミル、西施、聖パウロ、聖バレンタイン、聖ペトロ、聖母マリア、薛仁貴、銭形平次、ゼノビア、洗礼者ヨハネ、宋江、曹操、則天武后、祖人、ソルダヌィ、ソロモン、孫悟空、ターザン、大アイアス、太公望、ダイダロス、大納言大伴のみゆき、太陽公ウラジーミル、平将門、滝夜叉、建内宿禰、建波邇夜須毘古命、建御雷之男神、建御名方神、タタンカ・イヨタケ、ダナエ、タバディク、ダビデ、玉梓、玉藻前、多羅尾伴内、俵藤太、ホルゲル・ダンスケ、タンタロス、ダンテ、タンホイザー、済公、チャンドラグプタ、チャン・フンダオ、紂王、徴姉妹、趙匡胤、貂蝉、張飛、張良、チンギス・ハーン、土雲八十建、デイアネイラ、ジェームズ・ディーン、ディエトリーヒ・フォン・ベルン、ディオメデス、鄭成功、テイレシアス、デウカリオン、狄青、テスカトリポカ、テセウス、テバイへ向かう七将、デボラ、テレポス、テレマコス、天一坊、天竺徳兵衛、道鏡、トゥトアンクアメン、東方の三賢者、トゥラベカ・カーニム、遠山金四郎、トトメス3世、トファルドフスキ、ドミトリー・ドンスコイ、登美能那賀須泥毘古、巴御前、ドラキュラ、トラトアニ、トリストラム、トロネゲのハゲネ、ドン・キホーテ、ドン・ファン、那須与一、★、難波根子武振熊、ナルキッソス、二宮尊徳、ネオプトレモス、ネストル、鼠小僧次郎吉、ネブカドネザル2世、ノア、ノートン1世、のらくろ、ハーコン善王、エリザベート・バートリー、パーンドゥ五王子、ハイアワサ、デーン人ハヴェロック、袴垂保輔、長谷川平蔵宣以、八犬士、服部半蔵、八百比丘尼、バッファロー・カーフ・ロード・ウーマン、バディカン、パトロクロス、ポール・バニヤン、ババ・ヤガー、浜路<A>、浜路<B>、ハラルド美髪王、パリス、ハルモニア、潘金蓮、ハントゥア、パンドラ、ハンムラビ、樊梨花、ピーター・パン、光源氏、土方歳三、ヒュプシピュレ、ヒュロス、ビョルコリトゥン、平賀源内、平手造酒、ビリー・ザ・キッド、ヒルディブランド、ピロクテテス、ファウスト、武悪、ファラオ、フィン・マックール、フーテンの寅さん、フォルケール・フォン・アルツァイ、プガチョフ、ブケオ・アボーヅル、武松、藤原千方、プトレマイオス1世、フナフプとシュバランケ、文室綿麻呂、フランケンシュタイン、プリアモス、プリクソス、プリトヴィラージャ、プリュンヒルト、フルグチョン、プレスター・ジョン、プロテシラオス、プロメテウス、文天祥、ヘイズレク、ベオウルフ、ヘカベ、ヘクトル、ヘジン、ベズワル・ヴャルキ、ペドロ、ベネディクト・アーノルド、ペネロペ、蛇舌グンラウグ、ヘラクレス、ペリアス、ヘルヴォル、ヘルギ・シグムンダルソン、ヘルギ・ヒョルバルズソン、ペルセウス、ペレウス、ヘレネ、ベレロポン、ペロプス、ジョン・ヘンリー、包拯、ポー・オン、ボーディケア、シャーロック・ホームズ、火遠理命、ホーンブロワー、穆桂英、ホグニ、火照命、ポリュネイケス、ホンゴル、ジェームズ・ボンド、マウイ、マティアス王、マルコ王子、マルノゲレ、ミクーラ、ミダス、水戸黄門、源為朝、源義経、源頼光、ミノス、宮本武蔵、閔妃、ミンヤン、武蔵坊弁慶、紫上、メデイア、メネラオス、メラムプス、メレアグロス、モーセ、モティキティク、桃太郎、護良親王、文観、八百屋お七、柳生十兵衛三厳、ヤコブ、弥次喜多、八十神、矢野竜子、倭建命、山神・河神、ユーウェイン、祐天上人、ユダ・マカバイ、ユディト、百合若大臣、ユルグ、楊貴妃、楊業、煬帝、ラーマ、ラスプーチン、ラプ・ラプ、ラムセス2世、ランスロット、リー将軍、李逵、李広、李靖、李世民、李勣、マンフレート・フォン・リヒトホーフェン、リブシェ王妃、劉備、劉邦、リュエデゲール・フォン・ベッヒェラーレン、梁紅玉、両面宿儺、呂后、呂洞賓、リリス、リンカーン、ベーブ・ルース、アルセーヌ・ルパン、レ・ロイ、レンミンカイネン、ペリー・ローダン、ローラン、ロシア叙事詩の小勇士、ロシア叙事詩の大勇士、ロビン・フッド、ロリータ、ロルプ・クラキ、ワイナミョイネン、ワシリーサ、ワシントン、渡辺綱

Yang Li Wei

ヤン・リーウェイ

楊利偉

「神舟5号」によって中国初の有人宇宙飛行に成功した宇宙飛行士。江沢民中央軍事委員会主席より「航天英雄」の称号を得た。ネタが新しすぎたため、ボツになった。

Nayamlap

ナヤンラプ

ナヤンラプ

 南米、ペルー北部海岸にあるランバイェケ渓谷には、太古において海からやってきた征服王の神話が残されている。
 ナヤンラプは、いかだに乗って海からやってきた。彼は、妻のセテミ、その他の女たち、さらに40人の従者を引き連れていた。また、彼は緑石でできたヤンパリェックという神像を持ってきていた(この神像がランバイェケ渓谷の名前のもととなったと考えられている)が、神像はナヤンラプに生き写しだったという。
 彼と従者たちは、渓谷を征服し、チョトというところに都を置いた。そして、その後は平和にその地を統治した。
 彼は死ぬと宮殿に埋葬されたが、神官たちと相談して、王は死ぬと翼を生やして空の彼方へと去ったという話を広めたのだという。

ーー

ポロ

ポロ

 アフリカ、シエラレオネのメンデ族の秘密結社。ポロとは「終わり無き」という意味である。
 あるとき、酋長が死んだ。彼は強力な長だったので、彼の死が共同体の崩壊をもたらすのではないかと恐れた長老たちが、その死を隠し酋長の声を真似る男を捜してきて、代理にした。男は秘密を守る誓いをし、声の役が交代するときには、次代の者も誓いをした。これが今に続くのがポロだという。
 より合理的な説明としては、奴隷狩りを恐れて森へ身を隠した人々の集団がポロの起源だというものだ。また、戦いの準備をするとき、敵のスパイを恐れて酋長が森の中で会合を開いたのが始まりという説もある。
 加入儀礼は、死と再生の儀式によって行われる。若者はポロの聖霊に包まれ、精霊の歯によって背中に傷がつけられる(実際には、それを象徴する切り傷がつけられる)。こうして、若者は象徴的に死ぬ。
 死んだ若者は両親から離れ仮小屋で寝泊まりする。そこで地面に寝て、外で雨に打たれる。太鼓の叩き方や、ポロの歌などを教わる。
 こうして、再生した若者は、大人として両親の元へ戻る。
 ちなみに、ポロの女性版はサンデと呼ばれ、少女を大人の女性にする。